今回は少々古い機種ですが、2005年の製造品
パイオニアのZH990MDです。
このナビはタッチパネルがダメになるケースが
多く、キャリブレーション(調整)ができない
機種となっています。
オークションで落札しましたが、
荷物を開梱してみたところ、
以前自分で修理したものだったことがわかり、
なかなかに面白いものだと思いました。
以前修理しているのになぜジャンク 出品
されていたのか。。
早速動作確認してみましょう。
電源入れてメディア系は問題ないようです。
音声も問題ありません。
タッチパネルの反応がありません。
以前新品のタッチパネルに交換しているので、
パネルがダメになっているか、
基盤がダメなのかどちらかと思われます。
タッチパネルと動作品の他の物に変えて
確認してみます。
この機種はモニターが格納されている機種
なので、モニターをスライドさせ
外に出して作業します。
出したら、フィルムケーブルを止めてある
金具を外します。
それから液晶フレームを外します。
小さいネジ4本外してモニター枠を
外します。
外れたら上にあるボタンスイッチの
フィルムケーブルを外し
左下にある小ネジを外して液晶を外します。
動作確認済みの別のタッチパネルに
差し替えて動作確認してみます。
やはりパネルは動作しません。
ということは。。
液晶基盤の損傷ということになります。
部品取り機種の液晶ごと交換すれば
治るはずです。
ということで、部品取り機種から
液晶を外しタッチパネルを入れ替え
動作確認してみます。
今度は作動します。
今回は液晶パネルの基盤の故障
でした。
ネジを元に戻して完成です。